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院長インタンビュー
~形成外科で目の手術を受けるメリット~
術後の経過をイメージしつつ
手術を行えるのが
形成外科医ならではの強み
形成外科で目の手術を受けるメリットは?
形成外科は“体表外科”とも呼ばれていて、全身の様々な部位の皮膚への処置に特化した科となります。
なので、他科の先生と比べて皮膚表面への処置には長けているという風に言えます。
例えば、手術直後は仕上がりがきれいでも、術後2~3ヶ月たった時、それがどのように変化していくのかということは、他科の先生ではなかなかつかみきれないと思います。
そうした長期的なスパンで術後の経過をイメージしつつ、手術を行えるのが、形成外科医ならではの強みではないかと思っています。
“術後の経過”がイメージできるのは、経験のなせる業ですか?
そうですね。
これまでに様々な症例を診続けてきた経験、さらに言うと“診続けられる環境”に身を置けたということが大きいですね。
経験を積むことも大事ですが、しっかりとした経験が積める環境に身を置くことも大事で、それにより術後の経過がイメージできるようになり、そうしてイメージできるようになることは、眼瞼下垂手術において仕上がりの良さに繋がっていくと思います。
他科の先生と比べて、技術的な違いは?
眼瞼下垂手術を例にとると、手術は眼科でも行われていますが、“ミュラー筋タッキング”のようなミュラー筋を短縮する術式はあまり行われていない印象です。
一概には言えませんが、眼科の先生はあまり皮膚を触らない印象で、そのため手術の方法の選択肢が限られてしまうのではないでしょうか。
“どのような環境で経験を積むか?”
ということが大事
その経験は、今の診療に
しっかりと息づいています
どうして形成外科医になろうと思われたのですか?
眼瞼下垂手術もそうですが、形成外科の治療というのは結果が目に見えてわかりやすいので、そこに興味を惹かれて形成外科医の道を目指しました。
見た目に関わる治療なので、患者様もすごく喜んでくださって、すごくやりがいのある診療だと思っています。
あと、元々細かい作業が好きだったことも、影響しているかもしれません。
形成外科医にとって“手先の器用さ”は重要ですか?
そうとは限りません。
先ほども言いましたが、“どのような環境で経験を積むか?”ということの方が重要だと考えています。
幸い、私はしっかりとした施設で形成外科の基本を学び、様々な症例を継続的に診続けられる機会に恵まれました。
その経験は、今の診療にしっかりと息づいています。
目の手術を行う時に大切に考えていることは?
患者様によってまぶたが厚い方、薄い方と様々ですので、お一人おひとりの状態に合わせて適切に処理するように心がけています。
あと、眼瞼下垂手術では特に、術後の腫れを気にされる方が多いので、事前にダウンタイムについてしっかりとご説明します。
個人差はありますが、術後の腫れはおおよそ1週間程度たてば7~8割は引きます。
内出血が起こるともう少し長引く場合がありますが、腫れが続くのは1週間程度で、それは事前にきちんと説明を受けていれば、許容範囲なのではないかと思っています。
なので、過度に術後の腫れを心配せずに、まずは一度気軽にご相談いただければと思います。
患者様お一人おひとりに合った
自然な仕上がり・美しさを提供
院長の目の手術へのこだわりは?
できる限り、自然な印象を保つことです。
眼瞼下垂にせよ、目の下のたるみにせよ、それらの主な原因はエイジングで、“年相応の美しさ”があると考えています。
もちろん患者様のご希望を最優先としますが、年相応の美しさを無視した仕上がり、過度な処置は避けるように心がけています。
患者様お一人おひとりに合った、自然な仕上がり・美しさを提供したいと考えています。